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(tue)
魔女のハルナ便
あなたに♥を
お届けします!
も、見てね!!
発行元:みんなの上越新聞社
願いをかけると叶う桜の木のお話は強く印象に残っています。
その桜は高田城址に立ち
どの桜よりも早く咲き、どの桜よりも遅く花を散らす木で
開花した瞬間に恋の願いをかければ必ず成就すると言い伝わる
伝説の桜だそうです。
神様は美しく崇高なものに宿り
伝説を作る癖があるともおっしゃっていました。
私は運命という言い訳を使い現実から逃げていたのかもしれません。
踏み出す勇気さえあれば、思いは必ず形になる。
私は絶対に負けない、負けるもんですか。
自分はあなたのことを永遠に忘れます。
あなたも私のことは永遠に忘れてください。
死んだ人の魂がこの世に未練を残さず天に昇る日が四十九日だって母が教えてくれました。
なあ、浅田千春は一人で生きているわけじゃないだろう。
周りのいろんな人に助けられて支えられて生きているんじゃないのか?
雪が桜の枝で凍り、まるで花を咲かせているようで
とてもきれいだった。
小説「願かけ桜」より
GANKAKEZAKURA
Gankakezakura
縁結びの神様が宿るといわれる高田公園の桜を中心に描かれる恋愛ストーリー。話の舞台がほぼ新潟なので、新潟県民であれば「あ、ここ知ってる。ここも知ってる」と親しみ深く読むことができる。「私は絶対に負けない、負けるもんですか」「踏み出す勇気さえあれば、思いは必ず形になる」と逆境にある自分の運命に心を折られることなく、あきらめずに人生を切り開いていく主人公がとても素敵で読むとポジティブになれる物語。
小説「願かけ桜」広城京典 著 (Parade books) 1,481円(税別)(有)文美堂書店にて絶賛販売中