発行元:みんなの上越新聞社
ある日の撮影後…
カメラマン「はいオッケー!じゃあちょっと休憩ね〜」
は〜、疲れた〜
まだまだ〜!
ちょっとエベレストでも登ってこようぜ〜
おまえ、どんだけ体力あまってんだよ。
ガシャッ
ユタカ!危ない!!
ウキッ!?
ガッシャーン!!
じぇじぇじぇ!!!
やってもーたー!!!
やばくね?
これ、チョー怒られるヤツじゃない?
あわわわわ
どうしよう。
しょうがねー
オレが猿でも簡単に覚えられる、土下座の仕方を教えてやんよ。
よーく聞いてろよ!
トモヤ先生の土下座講座
何か重大なミスをしでかす。
相手はかなり怒っているはずだ、絶対にヘラヘラと笑うなよ。
申し訳なさを精一杯表す。
ワザとらしくても良いぞ!
その場から5歩さがる。
この時、目線は相手から離さない。絶対に。
膝上15cmの所をつまみ上げる。
スマートな土下座の為には必須。
両膝を床につける
下が砂利だろうが、泥だろうが、躊躇するなよ!
手を床につける。
このとき手は「八の字」の形になる様にしろよ。
頭を床上1cmの所まで一気に下げる。
ここが一番のポイント。絶対にココまで頭を下げるんだ!
そのまましばらくじっとしている。
「申し訳ございませんでした!」と、叫べ!
「まあ頭を上げて」の声が聞こえても、そのままじっとしている
まだだ、まだあわてる時間じゃあない。
肩に手をかけられて、はじめて頭をあげる
ここはシブシブの体でやれよ!
相手が完全に立ち去ったのを確認する。
ニヤリとするのは、完全に相手が居なくなってから!
床についていた膝を2回払う
ふぅ〜、ヤレヤレだぜ。と、スマートにやれよ。
やり遂げた所で、ツバを吐く。
ペッ!これで許してくれる事間違いなしだぜ!
分かったか!?ユタカ。
・・・・・・・・・・・
って、誰もいない。
シクシク…
Obaka Bu
OBAKA BU
2013年5月に、上越の男子高校生たちにより結成されたユニット。彼らなりに地元上越を盛り上げようと何かと必死だが、その実情は「ただのバカ」である。YouTubeへ独力でおバカな動画をアップし続けていたが、周りからは白い目で見られ、見放される。そんな時「みんなの上越新聞社」が、彼らに誤って声をかけ、青年広報担当に任命してしまう。どうなる… おバカ部! 負けるな… おバカ部!